長引くウツ期

長引くウツ期

長引くウツ期双極性Ⅱ型障害の私――ここ一年半、躁は影をひそめ、辛いウツが続いている。
「生きているのが辛い」。症状だと分かっていても、如何ともしがたく辛い。今の私の場合は、眠りにつくまでが最もきつい。最近は寝る体制になるギリギリまで、タブレットでドラマや映画、YoTubeを見て、就寝時の薬は23時に飲む。
睡眠時無呼吸症候群の鼻マスクを装着して目を閉じる。そこから、耐え難い辛さがおそってくる。特にネガティブなことを考え始めるわけではない。理由なく苦しいのだ。幸い希死念慮(死にたいと願い気持ち)はなくいが、「消えてなくなりたい」という思いが浮かんでは消え、また浮かぶ。
就寝後は2、3度トイレに起きる。そこからまた寝つく時間が辛い。すぐ寝つけるのは救いだが……。
起き出せる時間帯になると、夫を起こす。このところずっと夫が朝食を用意してくれる。一緒に食事をとるころには、夜のウツは軽くなり、ようやくホッとする。

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